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シチズンの最注目モデル、キャリバー0200を搭載したザ・シチズンの新作は8月26日発売!

シチズンが2021年3月に発表した、まったく新しい機械式モデル「ザ・シチズン メカニカルモデル キャリバー0200」の発売日が決定。8月26日(木)から全国の特定店のみで販売され、東京と大阪のシチズン フラッグシップストアでは、レギュラーモデルの先行展示を実施中だ。


待望の新生メカニカルモデルがついに発売

シチズンは、新型メカニカルムーブメント、キャリバー0200を搭載した新作「ザ・シチズン メカニカルモデル キャリバー0200」3モデルを、2021年8月26日から特定店限定で発売する。シチズンが高級機械式時計というジャンルに完全復帰を果たした今年、本作に注がれる愛好家からの視線は熱い。

ザ・シチズンの最新作に搭載されたキャリバー0200は、90系を製作した2010年以来、シチズンが約11年ぶりに開発した自社開発の機械式ムーブメントである。シチズングループ傘下のムーブメントメーカー、ラ・ジュー・ペレ社の協力を得て製作されたこの機械は、平均日差−3〜+5秒というスイスのクロノメーター検定の認定基準を超える高い精度を実現している。

ラ・ジュー・ペレ社の技術を活かした美しいパーツの仕上げもさることながら、高級機と呼ぶにふさわしいスペックを備えている。精度を左右するテンプにはフリースプラングを採用し、アンクルやガンギ車などの脱進機のパーツはLIGA工法で製作。自動巻きは、少ない腕の動きでも巻き上がりやすいとされている片巻き上げ式で、これまでの弱点だった短めのパワーリザーブは約60時間まで延長することに成功している。

 このモデルの新しさを象徴するのはムーブメントだけではない。ケースとブレスレットに一体感をもたらすラグの無いデザインは、シチズンのアーカイブからも着想を得たもので、こちらも高級機らしい仕上げである。複数の平面や曲面で構成されるケースデザインは力強い印象を与え、粗めのサテン仕上げと鏡面仕上げとのコントラストが際立つ。またケースの直径は40mmで、日本人の手首に快適な装着感をもたらす程良いサイズだ。

本作で用意されたダイアルカラーは、レギュラーモデル用のブラック、ブルー、限定モデル用のホワイトの3種類。そのうちブラックとホワイトには電鋳手法による模様が施されており、細かな凹凸が独特の陰影を作り出す。一方でブルーダイアルは、サンレイパターンに塗膜研磨を施した光沢感のある仕上がりが特徴。スモールセコンドとの質感の対比も見物だ。


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